クローテン/シュタインアムライン、2020年11月23日 - Phoenix Mecano Groupは、スイス企業としては初めて上海証券取引所STAR Marketに(部分的に)上場することを計画しています。世界の最新技術市場に参入するために、2021年1月1日に、既存の事業部門を独立させてDewertOkin Technology Groupという社名で新しい会社を設立する予定です。Phoenix Mecanoは、急成長している電気調整式家具市場で占有率を拡大するために、上場から得られる収益を利用して新たな資本を調達する予定です。
上海STAR Marketへの部分的な上場は、Phoenix Mecanoにとって重要な一里塚となります。「弊社が上海証券取引所に上場することに決定した理由は、非常にダイナミックな中国経済が弊社に活動を拡大するための大きな可能性を提供するためです。多くの競合他社が最近上海証券取引所で大成功を収めているか、または近い将来に上海証券取引所に上場することを計画しています。ターゲットとしている電気調整式スマート家具市場の一部で世界的なリーダーとしての地位を既に確立したDewertOkin Technology Groupは現在、成長可能性のある分野に組織の資本を投下する準備ができています。STAR Marketに上場することで、規制が厳しい中国の資本市場で融通性を大いに高め、技術企業としての弊社の地位を強化することができます。」とPhoenix Mecanoの会長であるBenedikt A. Goldkampは述べています。
1996年から中国市場で活動してきたPhoenix Mecanoは、中国国内に定評のある生産拠点を幾つか持っています。DewertOkin Technology Group事業部門では、ホームコンフォート分野、病院、老人ホーム、およびオフィスで利用される人間工学に基づいた家具向けの高性能システムソリューションを開発および製造しています。このようなシステムソリューションとしては、スマート制御システム、ソフトウェア、センサー、ドライブ技術、および運動学的建具があります。ターゲットとしている市場の長期的な成長は、過去3年間でさらに加速されて、現在は2桁に達しています。今後5年間で、Phoenix Mecanoは、開発および生産能力を拡大するために、嘉興(上海の大都市圏)に約1億ユーロを投資する予定です。中国で事業を大幅に拡大するのに必要な膨大な資金は、グループの他の事業部門の発展に影響を与えることなく、既存のキャッシュフローから調達できないため、Phoenix Mecanoは、2022年に上海STAR Marketに上場しようとしています。
Phoenix MecanoのCEOであるRochus Koblerは、次のように述べています。「この地域では実際の技術クラスターが形成されており、成長に最適な条件が整いつつあります。弊社は、このダイナミックな環境から利益を得、デジタルおよび統合システムソリューションのプロバイダーとしての地位を著しく強化できると確信しています。」
Phoenix Mecanoについて
エンクロージャーおよび工業部品分野のグローバル企業であるPhoenix Mecano Groupは、多くの市場のリーダーとしての地位を確保しています。スイスのシュタインアムラインに本社を置いているこのグループは、世界中で約7千人の従業員を雇用しています。2019年の売上高は6億8千万ユーロでした。機械工学、測定および制御技術、医療技術、航空宇宙技術、代替エネルギー、在宅ケアおよび病院看護分野の顧客向けに隙間商品とシステムソリューションを費用効果の高い方法で専門的に製造しています。1975年に設立されたPhoenix Mecanoは、1988年からスイス証券取引所に上場しています。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Phoenix Mecano Management AG
CEO、Rochus Kobler博士
Lindenstrasse 23, CH-8302 Kloten
電話:+41 (0)43 255 4 255