キルヒレンゲルン/ドバイ 2018年11月29日:DewertOkin GmbHは、世界的な成長分野であるデジタル化と肥満患者をテーマに、ドバイで開催されるArab Health見本市に出展します。これらの用途では、接続性と性能への厳しい要件があります。これらのテーマは、東アジアと中東の介護/ケア市場において重要性が高まっています。Dewertは、患者のモニタリングとすべてのコネクテッド·ケアベッドの中央制御に適した、ネットワーク型Dewert Care® Connectシステムを展示します。また、重負荷ベッドと患者リフト向けの製品、JLDQ24およびMEGAMAT 12 PLUSシングルドライブを紹介します。
「中東と東アジアでは介護·ケア分野のデジタル化が益々進んでいます。特に湾岸諸国では、重負荷ベッド、拡張接続性や追加機能を持つベッドの需要が高まりつつあります。これらの地域で民間ケア分野が安定成長しているため、こうした開発は加速しています」とDewertの製品マネージャー、Khalid Fariadは説明します。インテリジェントなネットワークシステムや、ベッドの新しい運用戦略といった新しい技術は、明らかに今後のテーマです。現代的ヘルスケアベッドは、安全性、快適さ、機能性において益々複雑になる患者やDewertの顧客のニーズを満たすため、インテリジェントでなければなりません。そのため、Dewertでは製品を開発する際に、高度な接続性と直観的ユーザビリティに依拠しています:「ドライブシステムの構成、接続、拡張が容易になるほど、ベッドメーカーにとって効率と魅力が高まります」とFariadは語ります。
また、Dewert Care® Connectでは、患者とシステムのモニタリング、およびケアベッドの中央制御に対応する、4モーター制御ユニットの最新版を紹介します。ネットワークソリューションは高速の低ノイズドライブと組み合わされており、洗浄可能タイプもオプションで用意されています。Dewert Care® Connectは、ソフトスタート/ソフトストップ機能だけでなく、すべてのコネクテッド·ドライブに対応する同期オプションも備えています。これらの機能により、患者と機械部品に優しい、正確に連携された調和的運動シーケンスが可能になります。制御ユニットには、Dewertやお客様が簡単にカスタム構成できる、事前定義モーションと衝突防止形状も備わっています。これはベッドメーカーに多様性の向上、および製品ソリューション設計の時間とコスト面のメリットを提供します。
重負荷用途に対応するパワフルなドライブ
肥満患者用ベッドおよび患者リフター分野では、新しいJLDQ24シングルドライブを出展します。このドライブは、AccuControl 3.0リフターコントローラーと組み合わせるシステムソリューションとしてオプション提供されます。最大10,000ニュートンの高い押力と、最大7,000ニュートンの引張力を備え、コンパクトサイズにも拘わらず、市場に出回っている従来型ドライブよりも優れた性能を発揮します。この新しいドライブは、新しいバッテリー式AccuControl 3.0コントロールユニットと共に使用すると、患者リフターなどの移動用途に理想的に適合します。オプションの高速機能を使用すれば、患者リフターを適時にコスト効率よく運転することができます。JLDQ24は、標準タイプに加え、リフターリリース(LR)付きタイプも用意されています。
またDewertは、Arab Healthで新しいMEGAMAT 12 PLUSも展示します。これは特にパワーを高めたモデルで、MEGAMAT 12シリーズを補完する製品です。このドライブソリューションは最大8,000ニュートンと、強力な押力を持ち、重負荷が含まれるベッドや患者リフターの用途に非常に適しています。動作音は小さく、高速調整が可能です。MEGAMAT 12シリーズの現行バージョンと同様、MEGAMAT 12 PLUSもオプションで洗浄トンネル耐久タイプが用意されています。
「Dewertにとって、この見本市は既存顧客、新規顧客の皆様と直にお会いできる絶好の機会です。テーマは、中東と東アジアで予測し得るトレンドと具体的なプロジェクトを明確なテーマとしています」とFariadは説明します。
Dewertは、2019年1月28日~31日、Arab HealthのブースZ3.F50で出展予定です。